戯言日記

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2014年9月12日(金) 

なんかなー、此処にアクセスしてモノを書く時って大体どっかにダメージ喰らった時だよな、と最近気づいた。
ま、いいんだ。どうせ此処はだーれもアクセスしに来ない、ネット上のエアポケット。王様の耳はロバの耳ー! な感じで嫌な事を書き留めておく掃き溜めみたいな場所だからね。
此処読んで『気分を害した』とか苦情出されても知らんプイ。繁盛してた頃ならともかく閑古鳥も怖がって近寄らなくなった今、偶々誰かが此処を読んだところで俺の責任じゃあない。アクセスした奴が悪いんだ。


俺が同人活動を始めたのはもう14年半も前の事だ。その間に色々と趣味も変わったし、やりたい事も変化して来た。
絵で始めた同人活動だが『こんなモンに金を払えるか』と言われて『自分は絵じゃ一本立ちできない』と悟り、文章にシフトしたのが6年前。
それまでは一匹狼で、何でも一人でやって来た。だが人数集めて冬コミ出ようって話が出た時、団体戦の方が楽しいと思い始めてサークル活動を始めた。SNSに手を染めたのも丁度その頃だったな。
いや、それまでだってサイト同士の交流はあった。相互リンクを結んでオーナー同士でエール交換し合ったりして、それはそれで楽しかった。しかし『仲間』では無かったよな。アレは。

『仲間』……か。
響きは良いけど、都合が悪くなると直ぐにその看板を投げ捨てて逃げて行く。そんな連中ばかりだったよ。

ある奴が俺に言った、タッグプレイは裏切りがあるから嫌いだと。
俺は『裏切られる奴が悪い』とそれを斬って捨てた。だが俺はその『仲間』に二度ならず三度までも裏切られた。
流石に此処まで来ると『仲間』という美しい言葉に飾られた、その裏側が見えて来る。

普通に去って行く奴はまぁ良い。何かしら置き土産を残して去って行く奴はその処理に時間が掛かって決して小さくは無いダメージを喰うが、いつか忘れる事が出来る。
最悪なのが、仲間として近寄っておきながら裏で別の顔を晒している奴らだ。
知らない間に巣食っていた癌細胞のように、見えないところで俺のダメージを広げてボロボロにしていき、頃合いを見て仮面を投げ捨てて逃げて行く。
人から聞いた噂って奴は性質が悪い。実際に此方の事を知らなくても『先入観』という猛毒を植え付けられて、最初から色眼鏡を掛けて此方を見るから初対面でいきなりディスられる。コレ、地味にショックでかいよ。
考えて御覧よ、いきなり初対面の相手に石ぶつけられたり罵られたり……考えただけでゾッとするだろう? オマケに此方には何の心当たりもないのにだ。普通の人間なら、原因が判明する前に鬱になってるね。あぁ、保証してもいいさ。

それにチームプレイで仕上げたモノってのは、そいつが去って行った後も匂いが残ってるからコレを拭い去るのに時間が掛かる。
……そんな手間が掛かるぐらいなら、最初から仲間なんか要らない。

皮肉なもんだ、自分が斬って捨てた意見を持った奴の方が正しかったんだからな。
いや、正しいと言うより、自分に合っていたと言った方が良いのかも知れない。
そう、自分で言った通り『捨てられた奴が悪い』のだからね。
そして俺は『仲間を持つ』のに向いてないタイプの人間だったんだ。それに最近気づいたんだ。


そして、もっとドス黒い自分の腹の中を覗き見る機会が最近あった。
去って行った奴の匂いを消し去るのに時間が掛かる、といった事に因むのだが。

……俺が欲していたのは『共同制作者』としての仲間じゃない、只の『アシスタント』だったんだ。

勿論、相手からも何か要望があって、何かを手伝って欲しいと言われれば俺は喜んで手を貸すだろう。自分の出来る範囲の事であれば。
だが実際は暖簾に腕押し、相手は蜃気楼のように浮いているだけで何も返事をしてこない。
たまに何か口を開いたかと思ったら『待ちきれない、バイバイ』と、こうだ。
これでは『仲間』と云う言葉に美しさを感じろと言う方が無理だろう。


ならば最初から仲間なんか要らない、俺の手足となるアシスタントだけが居れば良い。
……こう考えている自分に、気付いてしまったんだ。


実際そうなんだよな、今まで交流があった奴の中で『仲間』レベルの行動をした奴は皆消えた。
『仲間』の仮面を付けていた奴は全員追い払ったが、そいつらが残して行ったダメージはまだネット上に広く巣食っている。迂闊に動けば地雷を踏むだけだ。
今はその毒が消えるまで、ジッと堪えて水面下に潜っているしかない……情けない話ではあるが、それが実情だ。


いや……所詮、クリエイターにタッグプレイを求める方が無理なのかも知れないな。
そりゃそうだ、皆が皆エゴの塊なんだからな。


……また、執り止めのない事をつらつらと書いてしまったな。
どうも俺は、ネガティヴな事を書く時になると筆が乗るらしい。

2014年9月13日(土) 

『買い手あっての売り手』か……良く言ったものだが、客の全てが神様って訳じゃ無いぞ。
売り手だって人間なんだ。いつもいつもニコニコしてられるものか。

コンテンツのルール説明が上から目線だからと言われて修正して、その経緯をスタッフに漏らしたら冒頭の台詞が返って来たんだが。その一言に猛烈にカチンと来てる。

『それを理解しないと内容を楽しめない』事を説明して『差し上げている』のが此方の立場だ。
だが、その説明を聞いている方から『何かエラそう、見下されてる気がして嫌』とか言われて、それでもなお愛想を振り撒きながら『ああスミマセン、言い方が悪かったですね』とか言ってられるかっての。こっちにだってプライドはあるんだぞ。
裏で舌を出してればいいんだよ、なんてのは詭弁だ。そんな事で誤魔化されるほど、俺の心は単純じゃない。


大体、最近何かというと付いて回る『上から目線』って誰が流行らせたんだ!?
説明を聞く側が後手に回り、大人しく話を聞くのは常識だろうが。
説教をされる場面なら尚更だ、説教する側の人間が上から喋るのは当たり前だろう。


それにだ、客と名乗れば何をやっても許されるのか? 相手は未だ金も払っていない他人なのに。
だから金を払わせる為に媚び諂う? 御免だね!
買いもしない商品にベタベタと手垢を付け、ケチを付けるだけ付けて去って行くなら、そんな奴には最初から来て欲しくない。

商品を見て、触って、気に入ったらそれに対価を払う。それが俺の望む金と商品のやり取りだ。気に入らなければ黙って去ればそれでいい。
無論、売り手側が多少下手に出る必要はあるが、それにだって限度はある。
無礼な輩、文句ばかりを立て並べる冷やかしの連中は客じゃない。居て邪魔になるだけの、只の有象無象だよ。


そりゃあ、説明に不備があった事に対して文句を言われたならそりゃあ此方が悪い、謝るしか無いだろう。
しかし、未だ『客』にもなっていない連中にまで媚び諂えるほど、俺のプライドは安くない。


……やっぱアレだな、『中の人は居ちゃいけない』んだな。互いの為に。

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Akiary v.0.51